世界で最も軽い金属製カトラリーへの挑戦です。シドニー・オペラハウスにも採用されているシェル構造（曲面板構造）をカトラリーに応用することで、驚くべき軽さと実用的な強度を併せ持つプロダクトを生み出しました。

一般的なアルマイトに比べ表面強度と酸化皮膜の厚さが2倍以上あるハードアルマイト加工を施すことで、外骨格のように本体を補強する役割を果たしています。シェル構造と併用することでこれまでの金属製スプーンの軽さの限界を突破しました。
一体的にデザインされた幅広でカーブした断面は、一般的なフラットな持ち手より高い強度を持ち、また極薄の板厚にもかかわらずしっかりと指にフィットします。端に向かってストレートにテーパードされた形状にすることで、従来の丸みを帯びたスプーンに近い形状に比べ、パスタ等の麺類を巻き付けやすいデザインです。高品質な日本製。金属加工が盛んな新潟県燕市の工場で生産されています。またシェル構造による画期的な設計が認められ、実用新案を取得しています。