熊野古道 “紀伊路“
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熊野古道の紀伊路に行きました。
紀伊路(きいじ)は、京都や大阪から熊野三山(熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社)を目指す熊野古道の主要ルートで、熊野詣でに多く利用された道です。
今回は2025年に目標とする事があってその練習でオーバーナイトギア一式を背負って10時間で60km前後行動して身体がどんな反応をするのか試してきました。
天満橋の八軒家浜を9:30にスタート。
ルート上にたびたび登場する「王子」という言葉に皇室関係かなと思ったのですが違いました。
詳しくは↓
熊野古道沿いに「王子」と名付けられた場所には、次のような意味があります。
- 熊野の神様の御子神を祀った場所。
- 熊野詣の途中に修験者たちが立ち寄り、儀式を行っていた場所?
- 熊野権現の御子神だと考えられている神
社。
熊野古道沿いの「王子」は、12世紀から13世紀にかけて、地元民が在地の神を祀るために建てた社に修験者たちが立ち寄って儀式を行ったことに由来しています。熊野詣が一大ブームとなった院政期に、紀伊路・中辺路ルートに多数の王子が建立され、総称して「熊野九十九王子」と呼ばれました。「九十九」は実際の数ではなく、「数が多い」という意味です。熊野本宮大社を経由して新宮、那智勝浦の各大社へと至る参詣路には、百以上もの王子社があるといわれています。
街道沿いには九十九と書かれた会社名があったり地域に根付いているんだと実感。
また道中には良く行く大衆居酒屋「そのだ」があったり知り合いの「蕎麦屋」があったりと商売するのに好立地だったんでしょうね。
肝心のルートですが市内は道が入り組んでて大変です。
道中には石柱や
石盤があったりと充分すぎるマーキング。信号が多いためにストップ&ゴーの繰り返しがリズムを悪くして疲れやすい気がします。
街道沿いには有名な寺社仏閣も多数ありますので行きたい場所にはぜひ立ち寄ってみてください。
四天王寺
住吉大社
大鳥大社
などもっとあります!
ふらっと立ち寄りたかったCafe
ペース的には1km8分をベースにしていましたが前半はちょっと早かったです。
12:00竹内街道分岐
ここは店から何回か来てるので通い慣れた感じあり。
コンビニが点在しているので持参した行動食は干し芋くらい。あとZENのトラとダルマ、アミノ酸を水で溶かす粉を持参したくらいです。水分も自販機多数。
昼は定食屋
夜はコンビニで済ませました。
クリスマスイブって時に.....汗
この時点で18:00で60km手前でしたのでペースは良かったです。ただ普段あまり痛くならない脹脛に違和感が出る。繰り返しマッサージで誤魔化す感じ。
山中渓を抜けると和歌山に入りますが道中クルマの往来は多いのでお気をつけて。
滝畑19:13
近くのコンビニでコーヒーとパンゲット。
ここで大体10時間経過したので小休止しました。脹脛の痛みは少し増してました。
力侍神社の駐車場で仮眠。
ほんと大木の横は良く寝れる。
ハイボールで即寝。
ここから難所と言われる「藤白坂」を超えて
行きましたがとにかく整備された急登です笑
トレイルももちろんあります。
1:57藤白
この時点で睡魔がきました!
この夜景は撮影した記憶が...
柑橘類に囲まれながら寝ましたよ。
7:05
3時間ほど仮眠して出発。
24時間で120kmを想定していたので少し足らずでしたが収穫はありました。あとは装備を見直してさらに軽くできるように検討していきたいと思います。
今回の旅は湯浅で終わりますが、熊野古道コンプリートまであとわずかなので一気にやっていきたいと思います♪
旧駅舎がリノベーションされて良い感じでした!